虹愛はシナの木で、
風変わりでなく、立派でなく、垢抜けているが目立たない
日本の美で、ご両親の愛に見守っていただける、宗教も人種も関係のない世界を作らせて頂きました。

縄文の時代から続く愛する人への想い

日本には縄文時代という約14,000年前に貧富の差もなく、戦もない、平和な時代がありました。
しかし、当時の人の寿命は30年と短く乳児で亡くなることも多く、子供への想いを土に足型を取り、焼いて部屋に飾り、親が亡くなった時に一緒に埋葬されていました。
当時より生命の誕生や成長への願い、また、人間だけでなく動物や植物など自然に感謝する気持ちを、土偶や土器のような芸術的なものへと形を残していき、それが日本人の自然感の元にもなっていました。

縄文時代と漆文化

縄文時代と漆文化には密接な関係があります。縄文時代は、日本における漆文化の起源をさかのぼることができる時代です。この時期には、漆の利用が始まり、その技術と知識が次第に発展していきました。
縄文時代の漆文化は、その後の日本の漆工芸に大きな影響を与えました。弥生時代、奈良時代、そして現代に至るまで、漆の技術は進化し続け、日本の伝統工芸としての地位を確立しました。縄文時代に始まった漆の利用とその技術は、会津塗りや輪島塗りなど、現代の漆工芸の基盤となっています。

縄文時代の漆文化は、日本の歴史と文化において非常に重要な役割を果たしました。その技術と美学は、今日まで引き継がれ、発展し続けています。
この『虹愛(にいな)』は、こうした日本人の想いと伝統・文化を礎に、大切なものを残していきたい。
そんな想いから生まれました。

生命力のシンボルである松竹梅(しょうちくばい)

日本文化において古くから使われている生命のシンボルである松竹梅(しょうちくばい)に由来した模様を会津塗りの職人がひとつ一つ手書きで書いています。植物が持つ象徴性は、自然界の強さ、美しさ、生命力を讃え、人間の生きる力や希望を反映しています。松竹梅の組み合わせは、生命の持つ多様な側面を尊重し、調和の取れた豊かな人生を祝う意味を持っています。

PAGE TOP